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2011年9月27日火曜日

読書感想文「伊藤Pのモヤモヤ仕事術」

僕の同期です。
伊藤隆行。

実は同期と言っても、正直そんなに良くは知りません。

もちろん、会えばしゃべるし、
同期会で何度か飲んだことはありますが、
まぁ、その程度。

入社時は早稲田で現役で、何となくエリート臭をさせてるなぁと思ってました^^
で、編成いったからなおさら。

とはいえ、あるタイミングから注目(?)してました。
目立つ番組やってたし。

で、そんな伊藤君
(なぜか僕の中では同期なのに「伊藤君」なのです。畏怖でも揶揄でもよそよそしさでもないんですが)
が、本を出すと。

「伊藤Pのモヤモヤ仕事術」

僕が唯一、弊社バラエティーで録画を欠かさずしているのが、
モヤモヤさまぁ~ず、だったりするのもあり、
こりゃ、読まなあかんなぁと。

僕、たぶんモヤさまに出てくる、伊藤Pのファンなんです。
あの、ふらっと出てくる感じが好きなんだよね。

(細谷Pはそれを真似しているといっても過言ではない。
僕は単なる出たがりでもあるのですが。。。)

なので、同期と言うのももちろんあるけど、
ファンとして読んだのかも。

で、結論です。

なんのひいきもなく、良い本です。
テレビ東京の人はもちろん、テレビ局を目指す人ももちろん、
でも普通の仕事人(主婦も仕事人です)たち、これから社会に出る学生さんも、
読んでください。
出演者の皆さんも(←言ってくれれば僕がプレゼント^^
意外と知らない番組の成り立ちとかもわかります)。

ただ、他局の人は読まないでください。

一言で言うと、潔い本。


肩肘張らず、気配りを忘れず、役割を見極め、
偉ぶらず、攻めるところは攻め、守るところは守り、
もがきながらも、自分を確立するさまが、
潔くさらけ出されています。

面白いことをやりたい、違った番組を作りたい。
そのために何が必要か。

サラリーマンとしてのポジショニングと、
プロデューサとしての立ち位置。

お見事。

そして、潔いなかにも、別に卑屈になるわけでもなく、
あきらめるわけでもなく、
誰でも(一見)簡単にできそうな仕事術、考え方を、
伝授してくれます。

テレビの仕組みや番組の成り立ちなど、
テレビの裏側的な話も多く、
テレビ好きな人たちにはとっても面白いと思います。

特に、テレビ局志望の学生さんは読んだらいい。

ただ、本の中にもあるように、
テレビ東京は小さすぎる分他局とは違う部分も多いと思うけど。

でも、それ以上に、サラリーマン論というか、
リーダー論と言うか、それを語ろうとしているわけではないのかもしれないけど、
そこも読みどころかな。


もちろん、本なので上手く書いている部分もあるとは思うけど、
彼と仕事をすることはいいことなんじゃないかと。


また、第6章のテレビ論については僕は秀逸だと思います。

テレビ業界がやいのやいの言われている中、
伊藤君のマインドは素敵。

その表現方法が、嫌みなく、かつ、はっきりとしている。
ここだけは他局の人も読んでほしい。
きっと僕達も、いろんなことに迷った、迷っている半年です。
答えは出ないのかもしれないけど。


なにはともあれ、
テレビ東京の社員をはじめ、僕の周りにいる人たちにはぜひ読んでもらいたいです。

面白くなかったら、僕がお題は払いましょう。


たぶんテレビ東京で現役の社員(除くアナウンサー)が本出すことなんてなかったでしょ?
でも、価値のある一冊です。
重版もわかるな。


いやぁ、読んでよかった。
僕は一回読んだ本、二度読むことはないんだけど、
また読んじゃうなぁ、きっと。

で、おいおい、自分はどうなんだ、同期なんだろ、しっかりしろ!
ということも、あるのですが、今日は素敵な同期の本が、
思った以上に素敵だったので、僕の話はやめときましょう。

では。